地雷の勧め 第11回
(投稿記事・レポート)

Written by 朧霞

 朧霞個人が組んだデッキ (≒世間一般で言う地雷デッキ) 。今回もこれを (自分勝手な) 理論の元に紹介していきます。

 1年以上書いていなかったらしいですが、久々に書くことに。

 巷はヒバリ・フェアリー・エルフやらがメタの中心らしいですが、某試験の勉強のため、今年に入ってからは構築をやる気はあまりない状態。そんな状態なので、カードを集める気がなく、モーニングタイドを箱買いする気力もなし。手元にあるモーニングタイドのカードは、リミテッドで入手したコモンとアンコと一部のレアのみ。

 それでも、たまにデッキを考えていたところ、とあるデッキが思い浮かぶ。デッキのポテンシャルは悪くないとは思ったが、このデッキを組もうと思った最大の魅力は、「安い」。この一点に尽きる。何せ、土地以外の構成パーツにレアが1枚も含まれていないためである。

UWr Merfolk Deck
鰻てんこ盛り MYBスペシャル
Format : Standard (10E,CSP,TSP〜MOR) / Designed, Played by Oboro Kasumi
■ メインデッキ (60枚)
□ サイドボード (15枚)

 3ターンで手札を全展開することも可能な展開力に加え、ブン回れば4ターンでゲームを決めることも可能である。一例としては、

 この時点で《メロウの騎兵》2枚以上と《石ころ川の旗騎士》が展開できればマナが増えるため、あとはご自由に。《遠くの旋律》の2枚目がプレイできれば、ほぼ勝ちは確定である。マーフォークをありったけ展開し、《バネ葉の太鼓》から赤マナを出し、《群集の咆哮/Roar of the Crowd (MOR)》で終了。

 幾つかポイントを述べるとすると、

 先日行われた The Finals 店舗予選も同デッキで優勝できたため、微調整して GPT へ (当日の朝まで出る気が0だったのは秘密) 。

第1回戦
vs. 青白ヒバリブリンク (無限型) / ×○○

Duel 1.
 相手の《神の怒り/Wrath of God》に対応できず。《熟考漂い/Mulldrifter (LRW)》×2が《鏡の精体/Mirror Entity (LRW)》で大きくなって負け。

Duel 2.
 再び《熟考漂い》×2が出てくるが、コンボが炸裂して焼殺。

Duel 3.
 《テフェリーの濠/Teferi's Moat (TSB)》で殴れないため、《群れの召喚》でトークンだけが増産。ようやく引いた《遠くの旋律》でカードを17枚引き、展開後に《群集の咆哮》で焼殺。

第2回戦
vs. 青黒フェアリー / ○×○

Duel 1.
 《苦花/Bitterblossom (MOR)》トークン量産も、ライフ4から《水流を読む者》 + 《群れの召喚》でライフを20まで回復。物量で撲殺。

Duel 2.
 《銀エラの達人》と《マーフォークの物あさり》でカードを引くも《水流を読む者》が除去られ、2〜3ターン目の《ウーナのうろつく者/Oona's Prowler (LRW)》×2を処理できず死亡。

Duel 3.
 《群れの召喚》が引けないが、《水流を読む者》×2で28まで回復。《石ころ川の旗騎士》の島渡りで地味に削り、《群集の咆哮》5点で焼殺。

第3回戦
vs. 黒単ならず者 / ○×○

Duel 1.
 《ヤスデ団/Earwig Squad (MOR)》を《賢人の消火》で処理。コンボが回り始めて相手投了。

Duel 2.
 《苦花》 + 《ウーナの黒近衛/Oona's Blackguard (MOR)》で手札を抹殺され、《石ころ川の旗騎士》と《メロウの騎兵》が全部除去される。そのまま死亡。

Duel 3.
 《ヤスデ団》と《根絶/Extirpate (PLC)》で抜かれるが、《滅び/Damnation (PLC)》を打ち消して場を維持。ライフを回復しつつ撲殺。

第4回戦
vs. 赤黒タッチ青エレメンタル / ××―

Duel 1.
 《新星追い/Nova Chaser (LRW)》が沢山殴ってきて死亡。

Duel 2.
 《新星追い》と《至高の模範/Supreme Exemplar (MOR)》が速攻で同時に殴ってきて死亡。

第5回戦
vs. 青白マーフォーク (普通に殴るタイプ) / ○○―

Duel 1.
 《メロウの騎兵》×3が普通に強くて、相手の生物全タップから撲殺。

Duel 2.
 《水流を読む者》が出てライフを維持。島渡りで殴りつつ、《群集の咆哮》6点で焼殺。

 6回戦を ID して、4-1-1 通過でシングルエリミネーションへ。

準々決勝
vs. 緑黒エルフ / ○○―

Duel 1.
 相手トリプルマリガン。

Duel 2.
 3ターン目までにマーフォークを6体展開。4ターン目に《遠くの旋律》で手札補充、次のターンで焼殺。

準決勝
vs. 青白ヒバリブリンク (非無限型) / ○×○

Duel 1.
 《熟考漂い》と《目覚ましヒバリ/Reveillark (MOR)》でライフが5まで減るも、《水流を読む者》で回復。《メロウの騎兵》×2で相手の生物全タップで撲殺。

Duel 2.
 サイドの《トーモッドの墓所/Tormod's Crypt (TSB)》を無駄に全引き。《誘惑蒔き/Sower of Temptation (LRW)》で《メロウの騎兵》を取られたりして、《熟考漂い》と《目覚ましヒバリ》で死亡。

Duel 3.
 コンボ型じゃなければ墓地消す必要ないという電波から、《トーモッドの墓所》を全抜き。《テフェリーの濠》で殴れなくなるが、カウンターで相手の妨害しつつコンボ炸裂して焼殺。

 静岡に行くことが出来ないため、決勝戦は相手に3bye渡して自分は1boxを入手。時間の都合で一度も対戦はしなかったが、デッキの構造を見る限り相性は悪くなかったかと思う。

 今回のサイドには《否認/Negate (MOR)》を入れていたが、《非凡な虚空魔道士/Voidmage Prodigy (TSB)》は有りだと思う (見つからなかったので入れなかっただけ) 。デッキの大半は (トークンも) ウィザードなので、対コントロールの相性は抜群だと思われる。特に、《バネ葉の太鼓》、《石ころ川の群れ長》、《非凡な虚空魔道士》が3枚揃えば、《対抗呪文/Counterspell (7ED)》を刻印した《等時の王笏/Isochron Scepter (MRD)》のように動く。

 全18戦の内、マリガンが2回だけだったのは単純に引きが強いからかもしれないが、土地が2枚だけでも回るため、今回は土地を19枚まで削減した。もし増やしたければ、《変わり谷/Mutavault (MOR)》を数枚追加してもよいかと思う。

 中々癖のあるデッキではあるが、GP の選択肢として考慮してみるのはどうだろうか? ひとまず今回はこれにて。

サイト最新更新日時 : 2017年10月18日 (水曜日) - 17:30
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