Pro Tour Amsterdam ジャッジ参戦記 & オランダ・ベルギー旅行レポート
(管理人記事・レポート [2/4])
9月3日 - 本戦1日目 : 緊張とプレッシャーの末

 私がオランダまで来た本来の目的はプロツアーのジャッジ参加。つまり、今日からの3日間が本番です。

 その1日目なのですが、情けない事に実は途中でドロップアウトしました。理由は体調不良を起こしてしまった事なのですが、緊張と精神的なプレッシャーが肉体に影響を及ぼしたのはもしかしたらこれが人生初だったかもしれません。

 この日、本戦のジャッジで日本人は私だけ。会話は当然英語。そして行われる試合は世界最高峰に相応しいシビアな戦い。その空気に必死に慣れようとした結果、逆に悪影響を及ぼしてしまったようです。ラウンドが進むごとに頭痛と目眩、休みを取りに行くよう言われて食事コーナーに行くものの食べ物を全く受け付けず。第5回戦の時に他のジャッジから「顔色が悪い」と言われ、正直に「具合が悪い」と伝えたところ、バックヤードで休むように言われました。

 バックヤードで休めば体調も回復するだろうと思っていたのですが、一向に回復する気配を見せず、最終的にヘッドジャッジより「今日はホテルに戻って休め」と言われて、大人しくホテルへ。

 そんな訳で、私のプロツアージャッジ参戦1日目は苦い経験となってしまいました。

9月4日朝〜夕方 - 本戦2日目 : パブリックイベントで修行

 前日はほぼ夕方からずっと寝たままだったので、体調は無事回復。しかし問題が1つだけあって、2日目のシフトを知らされていない (=何時に会場へ行けば良いか分からない) と言う事。

 ホテルで同室の Sebastian さん (ポーランドの Lv.2 ジャッジ) に聞いてみるも、当然知っている訳がなく。とここで、DCI Family (認定ジャッジ用サイト) 見れば載っているんじゃないかと思いつき、アクセスしてみるとこれがビンゴ。2日目は PTQ でのジャッジと言う事が判明しました。

 そんな訳で集合時間に会場へ。「今日は体調大丈夫か?」と声を掛けられたりしつつ、PTQ チームに合流して今日の仕事開始。途中で David さん (フランスの Lv.5 ジャッジ) に捉まって謎のインタビュー (45分近くのインタビューは実にしんどかった (汗)) をした以外は日本でもやっている通り普通の PTQ 、途中でシビアな場面にも遭遇しましたが、特に問題なく予選ラウンドをこなす事が出来ました。

 仕事がシフト制なので、予選ラウンドが終わったところで今日のお役御免。夜に行われる Assault on Mirrodin Preview Party まで会場をぶらぶら。

9月4日夜 - Assault on Mirrodin Preview Party

 本戦2日目が終了した後、本戦が行われていた側のフロアから一斉に机と椅子が撤去され、DJ ブースやセンターステージが持ち込まれました。

DJ ブース設営中
DJ ブース設営中

センターステージにはエセミラーボールっぽいものが
センターステージにはエセミラーボールっぽいものが

 設営に長引いたのか、21時開始予定でしたが15分くらい遅れて開始。早速プレビューカードの周りには多くの人だかりが出来、写真に収めたりカードのテキストをメモったりする人が続出しました。

今回の目玉、《滞留者ヴェンセール/Venser, the Sojourner (SOM)》
今回の目玉、《滞留者ヴェンセール/Venser, the Sojourner (SOM)》

 # 掲示されていたプレビューカードは片っ端から iPhone で撮影して、そのまま Twitpic にアップしていました。どこかにリンクでも張られたのか、写真によっては閲覧数が5000くらいになったものも。こんなに閲覧されたの初めてです (笑) 。

 一通り写真を撮り終えた後は、「Free Food Free Drink」に釣られて会場内をうろうろとしていました。

エセミラーボールには、ミラディンの傷跡で登場すると思しきシンボルマークが
エセミラーボールには、ミラディンの傷跡で登場すると思しきシンボルマークが

センターステージに置かれた5色の玉 (多分私が会場を出た後に使われたんだと思いますが、何に使われたかは不明)
センターステージに置かれた5色の玉
(多分私が会場を出た後に使われたんだと思いますが、何に使われたかは不明)

タダでピザ食べ放題
タダでピザ食べ放題

フルーツもタダ
フルーツもタダ

でもドリンク類はタダじゃなかった (汗)
でもドリンク類はタダじゃなかった (汗)

 # ビールが2.5ユーロ、ソフトドリンクが2ユーロでした。まあ普通のクラブ (今回は急造のダンスフロアですが) とかよりは遥かに安価だと思いますが。

DJ & MC
DJ & MC

MC が本職っぽく見えますが、多分 Wizards の関係者
MC が本職っぽく見えますが、多分 Wizards の関係者

 # 前日に本戦のデッキリストを打っているのを見た気がするので。

DROP SHOT
DROP SHOT

その正体は5色のリキュール販売
その正体は5色のリキュール販売

 MTG とクラブイベントと言う個人的には非常に堪らないイベントだったので、出来れば最後まで居たかったのですが、流石に眠気やら疲労感等で無理は出来ず、途中でホテルに戻る事と相成りました。でもこの系統のイベント、是非日本のプロツアーでもやって欲しいなぁ。

フロア後方から前方を望む
フロア後方から前方を望む

9月5日 - ジャッジセミナーは (言葉的に) 難易度高め

 プロツアー最終日ですが、今日はジャッジセミナーの日。と言ってもこれは任意参加なので、実質何もない日だったりします。

 それでもプロツアーに来たんだし、取りあえず参加してみようと最初のセミナーに参加。

 ………

 ……

 …

 当たり前ですがセミナーは全編英語です。そして、ただでさえ聞き取れないものが多数なのに、フリートークっぽい展開になると全くもって聞き取れません (汗) 。そんな訳で、1回だけの記念参加となりました。

 気を取り直して、会場内にあるアーティストサインコーナーへ。

お客さん殆どいません
お客さん殆どいません

 日本だと整理券発行するくらいアーティストサインには並ぶものですが、3日目とは言え日本のイベントと比べると流石に少ないような気がします。

 そんな訳で、今回は久々にアーティストプルーフやプリントを購入しました。

Igor Kieryluk 氏
Igor Kieryluk 氏
(代表作 : 《静寂の守り手、リンヴァーラ/Linvala, Keeper of Silence (ROE)》)

rk post 氏と奥様
rk post 氏と奥様
(代表作 : 多数、と言うかいっぱいあり過ぎて絞れない)

 昨日 Preview Party が行われた本戦ホール。今日は椅子が配置されてスクリーン観戦席になっていました。

始まる前はこんな感じ
始まる前はこんな感じ

始まると殆どの席が埋まりました
始まると殆どの席が埋まりました

 私もスクリーン観戦席で試合を見たり、バイヤーブースで色々と漁ったり。今回バイヤーブースを漁って手に入れた《月の色/Moonlace (TSP)》は38枚、《蒼ざめた月/Pale Moon (NEM)》は10枚でした。これに人様から頂いたものを合わせると、今大会の収穫は前者が41枚、後者が11枚。

 # ひたすら《月の色》を漁っている日本人が珍しかったのか、一緒にカードを漁っていた他の方々が発掘を手伝ってくれました。こんなところから始まる異文化コミュニケーション (?) 。

 その後、特にやる事もなくなったので早めに会場を後に。トラム (路面電車) が来るまで時間があったので、1つ隣の駅近くにある風車を撮影しに行ったり。

大会会場の最寄り駅、Leeghwaterstraat 駅
大会会場の最寄り駅、Leeghwaterstraat 駅

公式カバレッジの背景になった風車は多分コレ
公式カバレッジの背景になった風車は多分コレ

 夜になってジャッジディナーへ繰り出し、必死に英語を駆使して楽しく食事 & 飲み。プレイヤーの前では厳格なイメージで臨まなければならないジャッジですが、その分オフ (特にアルコールが入った後) のジャッジはプレイヤー以上にタカが外れる事も珍しくありません。今回はまだ大人しかった方なんじゃないかなぁと思います。

同席したジャッジ陣
同席したジャッジ陣

 いい具合に飲んで、いい気持ちのままホテルに戻ってベッドに直行しました。

サイト最新更新日時 : 2017年11月27日 (月曜日) - 12:00
Contents Total: 77,038 (Y: 12 / T: 1)
Twitter